公開日・最終確認日:2026年10月12日国内サービスのニュース

au PAYで暗号資産・JPYCを使う|αU walletの条件と注意点

2026年9月30日にau PAYアプリ内で始まったαU walletを公式発表で確認。Pontaポイントを月300ポイントまでWBTC・ETH・JPYCへ交換し、au PAY残高へチャージして店舗で使えます。手数料・対応チェーンは未公表。

カード・確認リスト・虫眼鏡の概念図。実際のau PAYアプリ画面ではありません
結論

KDDI・au Coincheck Digital Assets・HashPortは2026年9月30日13時、au PAYアプリのミニアプリとして暗号資産ウォレット「αU wallet」の提供を始めました。対象はau PAYで本人確認を済ませた利用者です。HashPort公式発表(PR TIMES)

海外のクリプトカードを申し込まなくても、国内の「au PAY残高」を経由して暗号資産やJPYCを店舗で使う道ができた、というのが読者にとっての意味です。ただし手数料・交換レート・対応チェーンは発表に書かれていません。

できること3つ

機能対象資産条件
Pontaポイントを暗号資産・ステーブルコインへ交換WBTC・ETH・JPYC暗号資産口座は不要。交換上限は月300 Pontaポイント
円で暗号資産を購入WBTC・ETHCoincheck OnRampを使うため、Coincheckの口座が別に必要。サービス側の購入上限はないが、Coincheckの規約による制限はありうる
au PAY残高へチャージして買い物WBTC・ETH・JPYCチャージした残高は「au PAY マネーライト」として扱われ、全国のau PAY加盟店で使える

ウォレットはノンカストディアル型で、秘密鍵は利用者自身が管理します。基盤はHashPortの「HashPort Studio Wallet Core」です。アプリ内の「暗号資産」アイコンから登録します。公式発表

クリプトカードとの違い

Tria・KAST・RedotPayのようなクリプトカードは、カード決済のたびに暗号資産やステーブルコインの残高から支払う仕組みです。αU walletは違います。先に暗号資産をau PAY残高へチャージし、その時点で円建ての残高に変わります。店舗で使っているのは暗号資産ではなく、チャージ済みのau PAY残高です。

このため、決済の時点で為替や暗号資産の価格は動きません。一方、暗号資産からチャージした時点で、その資産を手放したことになります。値上がりしていた暗号資産をチャージに使った場合、税金の計算に関わる可能性があります。記録の残し方はクリプトカードの税金と記録で整理しています。

JPYCを使ってカードで支払う方法を比べたい場合は、JPYC対応カード比較も参考になります。ポイントからJPYCに交換するルートは、同じHashPortが提供するHashPort Walletにもあります。

未公表の条件

2026年10月12日時点で確認した公式発表には、次の項目が書かれていません。利用前にアプリ内の表示で確認してください。

  • Pontaポイントから各資産への交換レート
  • WBTC・ETH・JPYCからau PAY残高へのチャージ手数料とレート
  • チャージの最低額・上限額
  • 対応しているブロックチェーン(ネットワーク)
  • 外部ウォレットからの入金・外部への送金の可否

au PAY残高そのもののチャージ手数料について、auのFAQは「auかんたん決済」でのチャージ(2回目以降は2.5%)以外は無料と説明しています。ただしこのFAQは暗号資産からのチャージには触れていません。au公式FAQ

旧アプリと期限

  • 2023年3月から提供されていた単体アプリ版のαU walletは、2026年10月30日で提供終了と発表されています。
  • 登録キャンペーン:2026年9月30日13時から2026年11月10日11時59分までに登録すると200 Pontaポイント。付与は翌月末ごろ。旧アプリの登録者も対象です。
  • ステーキング機能は2026年冬に提供予定と発表されています。

出典はいずれもHashPortの公式発表です。本記事にau PAY・Coincheck・HashPortのアフィリエイトリンクは含まれていません。

よくある質問

暗号資産取引所の口座がなくても使えますか?

Pontaポイントからの交換は暗号資産口座なしで使えると公式発表に書かれています。円でWBTC・ETHを買う場合だけ、Coincheckの口座が別に必要です。

αU walletはクリプトカードですか?

いいえ。αU walletはau PAYアプリ内のウォレットで、暗号資産をそのままカードで決済する仕組みではありません。WBTC・ETH・JPYCをau PAY残高(au PAY マネーライト)へチャージし、そのチャージ済み残高をau PAY加盟店で使う流れです。

チャージ手数料や交換レートはいくらですか?

2026年10月12日時点で確認した公式発表には、チャージ手数料・交換レート・対応チェーンの記載がありません。利用前にアプリ内の表示で確認してください。

旧αU walletアプリを使っていた場合はどうなりますか?

単体アプリ版のαU walletは2026年10月30日で提供終了と発表されています。資産を管理している場合は、終了日より前に公式の移行案内を確認してください。