2026年8月31日に公式カードページ、公式ヘルプ、公式ニュースを確認した時点で、MetaMask Cardの対応国に日本は含まれていません。日本在住者が今から申し込めるカードではない、というのがこの記事の答えです。さらに、対応国として挙がっている米国と英国も新規サインアップが一時停止中で、3% mUSD還元のMetalカードは2026年6月2日から注文が停止しています。公式ヘルプはMetalティアについて「現在は米国のユーザー向け」とも記載しているため、Metalの3%は日本の読者が受け取れる条件ではありません。今すぐ決済に使いたい場合は、日本から申し込める別のカードを比べる段階です。
画面で見る確認ポイント
MetaMask Cardは、検索記事の評判よりもCardタブの表示が優先です。対象国、本人確認、カード階層、米英サインアップやMetal注文の一時停止表示、利用トークン、手数料行、Apple Pay/Google Pay、mUSD還元を同じ順番で見ます。日本からは対象外表示で止まるため、そこで無理に進めないことが確認の目的です。
日本対応はどう読む?
公式カードページは、対応国・地域としてアンドラ、アルゼンチン、オーストリア、ベルギー、ブラジル、ブルガリア、カナダ、チリ、コロンビア、コスタリカ、クロアチア、キプロス、デンマーク、ドミニカ共和国、エルサルバドル、フィンランド、フランス、ドイツ、ジブラルタル、ギリシャ、グアテマラ、ガーンジー、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、マン島、イタリア、ジャージー、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、マルタ、メキシコ、モナコ、オランダ、ノルウェー、パナマ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、ウルグアイの45を挙げています。日本はここにありません。
一方、公式ヘルプ「What is MetaMask Card?」の一覧は、この45にバーレーンとオマーンを加えた47で、公式サイト内で本数が一致していません。どちらを見るかで数は変わりますが、日本が含まれない点は共通です。日本対応を告知した公式のニュースやヘルプ記述も、確認日時点では見つかりませんでした。
また、対応国として挙がっている米国と英国についても、公式ヘルプは「米国と英国の新規カードサインアップを一時停止した。既存の保有者は影響を受けず、これまで通り利用できる」と注記しています。公式ニュースには「2026年6月3日更新:米国のサインアップは一時停止中」とあり、英国分の開始時期は公式に明記されていません。つまり2026年8月31日時点では、日本が対応国に入っていないことに加えて、主要2市場でも新規発行が止まっている状態です。
混同しやすいのは「発行」と「利用」の区別です。公式FAQは「対象外地域が制限しているのはサインアップであって決済ではない」と説明しており、対応国で発行済みのカードを日本国内のMastercard加盟店で使うこと自体は想定されています。しかし、日本在住者が新たに発行する手段は現時点でありません。「日本で使えますか」への答えは、日本からは発行できない(既に対応国で発行した人が日本で決済することは可能)という整理になります。
対象外地域からできるのはウェイトリスト登録までです。サインアップの導線はMetaMask Mobile(バージョン8.0以降)の「Money」タブから「Card」を開く方法と、MetaMask PortfolioのCardタブの2つで、対象地域であればその場で手続きに進めます。表示されない場合は対象外地域と判断できる、と公式ヘルプも案内しています。なお発行体制は、カードプログラムの提供がBaanx(Crypto Life)、イシュアがMonovate、決済ネットワークがMastercardと公式FAQに明記されています。
手数料はFreeとMetalで分けて見る
公式の「Limits and fees」では、Free(Virtual)が年会費0ドル、Metalが年199ドルと案内されています。ただしMetalの注文自体が2026年6月2日から停止しているため、下表のMetal列は「注文が再開した場合の条件」として読んでください。カード利用時の費用は年会費だけでなく、支払いに使うトークン、ネットワーク、ATM、クロスボーダー、カード上限で変わります。以下は2026年8月31日に公式手数料表で確認した内容です。
| 項目 | Free Virtual | Metal | 確認行動 |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 0ドル | 199ドル(自動更新・いつでも解約可) | 解約すると期間末にFreeへ降格する点を保存 |
| ATM手数料 | 2%(米国以外のVirtualはATM出金自体が不可) | 月1,200ドルまで無料、その後2% | ATM運営側の手数料は別途かかると公式が注記 |
| ATM上限 | 1回1,000ドル/1日1,000ドル | 1回1,000ドル/1日5,000ドル | ATM側のネットワーク制限も別にかかる |
| クロスボーダー | 1% | 無料(fair usage条件つき) | カード保有国外の加盟店での決済に適用 |
| トークン手数料 | 保有国通貨建てステーブルコインは無料/保有国・加盟店国いずれの通貨でもないステーブルコインは0.5%/DeFiトークン・利回りトークン(aUSDCなど)は月1,200ドルまで無料、その後0.5%/その他暗号資産(wETHなど)は0.875% | 使う予定のトークンがどの行に当たるかを先に確認 | |
| 決済上限 | 1回10,000ドル/1日15,000ドル | 1回20,000ドル/1日30,000ドル | 公式は上限の引き上げ予定にも言及 |
| 物理カード | 提供なし(Virtualのみ) | 再発行99ドル | Metal注文は停止中のため入手不可 |
読む時の注意が2つあります。1つ目は為替まわりの表記差です。公式FAQは「Mastercardが認める最良の為替レートを使い、追加手数料は課さない」と書いていますが、公式手数料表にはFreeティアのクロスボーダー1%が明記されています。無料と読める説明と1%の表がどちらも公式にあるため、実額は明細で確認する前提で考えてください。2つ目はATMで、公式FAQは「Metal保有者と米国のVirtual保有者はATM出金が可能。それ以外の地域のVirtual保有者は現時点でATM出金ができない」と案内しています。手数料率の行だけを見て使えると判断しないでください。
決済のネットワークガス代は少額で、公式は「通常0.01ドル程度」と例示しています。対応ネットワークとトークンは公式ヘルプで、LineaがmUSD・USDC・USDT・wETH・EURe・GBPe、SolanaとBaseがUSDCとUSDT、MonadがUSDCと案内されています(米ニューヨーク州・テキサス州はLineaとBaseのみ)。
mUSD還元は「対象地域で発行できる人」の条件として見る
mUSDはMetaMask公式のステーブルコインで、公式ヘルプは米ドルと1対1で連動し、Bridgeとの提携とM0プロトコルで発行されると説明しています。カードの還元はこのmUSDで付与され、Money Accountの公式トークンとしても扱われます。
還元率は、Virtual(Free)が対象取引の1% mUSD、Metalが年間1万ドルまで3% mUSDで、それを超えた分は1%です。ホテル予約のMetaMask Card Travelでは基本4% mUSDに、Metal保有で+3%(合計7%)、Virtual保有で+1%(合計5%)と公式ヘルプが案内しています。
日本から見て重要なのは、還元率だけで申し込まないことです。比較記事でよく見る「3%」はMetal(年199ドル)の条件ですが、Metalは2026年6月2日から注文停止中で、公式ヘルプは「Metalティアは現在は米国のユーザーのみ」とも記載しています。日本在住者が今受け取れる数字ではありません。今すぐ決済に使う目的なら、公式ヘルプが対応国に日本を明記しているether.fi Cash、禁止法域リストに日本が入っていないTria、非対応国リストに日本が無いRedotPayなど、日本から申し込める海外カードを先に比べてください。mUSD還元は「将来日本が対応した時に比較する条件」として控えておけば十分です。
日本在住者の確認順
日本が対応国に入っていない間は、申込ではなく公式画面の確認と記録保存、そして代替の比較を進めます。
公式カードページと公式ヘルプの一覧に日本が加わったかを確認します。加わっていなければCardタブに申込導線は出ません。
ウェイトリストに登録し、確認日、対応国一覧、米英停止とMetal注文停止の表示、費用表を保存します。
今すぐ使う目的なら、Tria、RedotPay、ether.fi Cashなど日本から申し込めるカードの確認記事へ進みます。
保存すべき記録
- 対応国一覧を確認した日付と画面(公式カードページ45/公式ヘルプ47と本数が割れている点も含めて)。
- Cardタブの表示有無、ウェイトリスト登録の控え、米英サインアップ停止とMetal注文停止の表示。
- Free/Metalの年会費、ATM、クロスボーダー、カード上限、物理カード再発行費。
- 利用予定のネットワーク(Linea・Solana・Base・Monad)、対応トークン、トークン手数料、ガス代。
- mUSD還元の対象条件、付与率、年間1万ドルの区切り、付与履歴。
- 将来日本対応後に利用する場合は、初回決済の日時、通貨、数量、円換算額、税金整理用記録。
公式ソース、実測ログ、読者投稿の確認
申込前は、公式アプリや公式ヘルプで条件を確認し、少額テストと保存記録で本文の判断を補強します。
よくある質問
MetaMask Cardは日本で申し込めますか?
いいえ。2026年8月31日に公式カードページと公式ヘルプを確認した時点で、対応国の一覧に日本は含まれていません。公式カードページは45の国・地域、公式ヘルプは47の国・地域を挙げていますが、どちらにも日本はなく、米国と英国は新規サインアップが一時停止中と案内されています。日本在住者はウェイトリスト登録に留め、今すぐ使う目的なら日本から申し込める別のカードを比較してください。
すでに持っているMetaMask Cardは日本で使えますか?
公式FAQは「対象外地域が制限しているのはサインアップであって決済ではない」と説明しており、対応国で発行済みのカードをMastercard加盟店で使うこと自体は想定されています。ただし日本在住者が新規に発行する手段はなく、日本円決済ではクロスボーダーや為替の扱いを明細で確認する必要があります。
MetaMask Cardはクレジットカードですか?
いいえ。公式ヘルプは、クレジットカードではなくウォレット内の資産を直接使うデビットカードであり、与信審査はないと説明しています。決済時に割り当てたトークンが法定通貨へ換算される仕組みで、国内クレジットカードのような後払いではありません。
FreeとMetalの違いは何ですか?
公式手数料表では、Free(Virtual)の年会費は0ドル、Metalは199ドルです。還元はVirtualが1% mUSD、Metalが年間1万ドルまで3% mUSDで超過後は1%です。ただしMetalカードの注文は2026年6月2日から一時停止中で、公式ヘルプはMetalティアを現在は米国居住者向けと説明しています。日本から選べる選択肢ではありません。
日本から見る時に保存すべき記録は何ですか?
対応国一覧を確認した日付と画面、Cardタブの表示有無、ウェイトリスト登録の控え、米英サインアップ停止とMetal注文停止の表示、年会費・クロスボーダー・ATM・トークン手数料の費用表、mUSD還元の条件を保存します。将来日本が対応した場合に備え、比較に使った日付と数値を残しておくと判断が早くなります。
公式ソース
MetaMask Cardは対応地域と手数料が変わりやすいカードです。日本対応の有無は、公式ページ、公式ヘルプ、Cardタブ、公式ニュースを合わせて確認してください。以下は2026年8月31日に確認したページです(公式ヘルプのMetaMask Card関連記事は「Trade」配下に整理されています)。