2026年8月31日にSolayer公式プロダクトページと公式Docsを確認した時点でも、Solayer Payの制限国・地域リストにJapanは含まれていませんでした。オーストラリア、カナダ、中国、インド、韓国、イギリス、ドイツ、フランスなど主要国の多くが対象外に列挙されるなかで、日本が残っているのはこのカードの数少ない特徴です。
ただし、これは日本で必ず発行できるという意味でも、条件が良いという意味でもありません。実際の申込可否はSolayerアプリのCardタブ、KYC、居住地確認、カード提供会社の審査で決まります。そしてSolayer Payにキャッシュバックはなく、還元はポイントのみです(後述)。年会費20ドルを払う前に、ポイントに現時点で確定した金銭価値がないことを理解しておいてください。
画面で見る確認ポイント
Solayer Payは公式Docsの画面順がはっきりしています。CardタブでPay & Activateを押す前に、制限国、メンバーシップ費、Top-Up、非USD手数料、KYC、カード詳細、Apple Pay/Google Pay追加可否を保存します。手数料は公式ドキュメント間で数字が割れているため、アプリ内に表示された金額のスクリーンショットが最も確かな記録になります。

日本対応はどう読む?対象外の国のほうが目立つリスト
公式Docsは、Solayer Cardを多くの地域で利用可能とし、18歳以上でKYCを通過した対応地域の居住者を申込条件として案内しています。制限国・地域リストには、米国の17州(アリゾナ、デラウェア、ジョージア、アイダホ、ルイジアナ、メリーランド、モンタナ、ネバダ、ニューメキシコ、ノースダコタ、オハイオ、オレゴン、ロードアイランド、サウスダコタ、バーモント、ワシントン、ウィスコンシン)と、約96〜97の国・地域が列挙されています。
2026年8月31日の確認時点で、Japanはこの制限リストに含まれていません。EligibilityページとFAQページの2か所に同じリストが載っていますが(FAQ側にのみEgyptが加わる差があります)、どちらにも日本は出てきません。
特徴的なのは対象外側の顔ぶれです。オーストラリア、カナダ、中国、インド、韓国、ニュージーランド、イギリスに加え、インドネシア・マレーシア・タイ・ベトナム・カンボジアといった近隣アジア諸国、そしてドイツ・フランス・イタリア・スペイン・オランダなどEU主要国とスイス・ノルウェーが軒並み制限対象です。つまりSolayer Payは、先進国の多くが対象外になっているなかで日本が残っている、珍しい構図のカードです。
日本在住者は、これを「候補に入れてよいカード」と読みつつ、アプリ側でCardタブが出るか、KYC(公式の目安は3〜5営業日、本人確認はSumsubが担当)を通過できるか、カード発行後に日本円決済やモバイルウォレット追加が通るかを段階ごとに確認します。制限国リストは事前告知なく更新され得るため、申込当日の表示を保存しておくのが安全です。
キャッシュバックは無い。あるのはポイントだけ
日本の読者が最も誤解しやすいのがここです。2026年8月31日時点で、Solayerの公式Docs(Overview・FAQ・Fee・Point・Physical Card)と公式プロダクトページのいずれにも「cashback」という語は一度も出てきません。Solayer Payに決済額の何%が現金・ステーブルコインで戻る仕組みはありません。還元にあたるのは、公式が「Solayer Card Points」と呼ぶポイントだけです。
ポイントは1取引ごとに金額で倍率が変わります。月間の合計ではなく1回の決済額で判定される点に注意してください。
| 1取引あたりの金額 | 倍率 | 1ドルあたりの付与 |
|---|---|---|
| 100ドル未満 | 1倍 | 1ポイント |
| 100〜499ドル | 2倍 | 2ポイント |
| 500〜2,499ドル | 3倍 | 3ポイント |
| 2,500ドル以上 | 5倍 | 5ポイント |
公式は例として「500ドルの決済で1,500ポイント」「3,000ドルの決済で15,000ポイント」を挙げています。日常的なコンビニ決済や少額のサブスクは1倍のままなので、倍率が上がるのは高額決済に限られます。
そして肝心の使い道について、公式Pointページは「Solayer Card Pointsは近く、パートナー特典・将来のエアドロップ・その他の特典に交換できるようになる予定」という注記にとどまっています。Overviewページでは「将来の$LAYERトークン報酬」「パートナーのエアドロップ」「ベータテストやグッズ、VIPイベントへのアクセス」が挙げられていますが、交換レート・交換開始時期・1ポイントあたりの価値は、いずれも公式に示されていません。
したがって「Solayer Payは最大5%還元」といった読み方は誤りです。2026年8月31日時点で、ポイントに確定した金銭価値はありません。年会費20ドルと送料を払う判断は、ポイントを価値ゼロと仮定しても納得できるかどうかで考えるのが安全です。当サイトはポイントの将来価値を予想しませんし、それを前提に申し込むことは勧めません。
なお紹介プログラムでは、招待した相手が獲得したポイントの10%が継続して入る仕組みが公式Overviewに記載されています。これもポイントであり、現金ではありません。
費用:メンバーシップ20ドルは確定、Top-Upと非USDは公式内で食い違う
Solayer Payは年会費ではなく「メンバーシップ費」という呼び方で、公式Overview・FAQ・Fee構造ページのいずれも20ドル/年で一致しています。新規ユーザーの場合は、これが初回20ドルのアカウント有効化費として請求され、1年目のバーチャルカード発行分が含まれます。公式Registrationガイドには「有効化費は返金されない」と明記されています。
問題はそれ以外です。2026年8月31日時点で、Top-Up手数料と非USD決済手数料は公式ドキュメント3か所の記載が食い違っています。どれが現行なのかは公式に説明がないため、当サイトでは断定せず、3つとも並べて示します。
| 項目 | 公式Fee構造ページ | 公式FAQページ | 公式Top-Upガイド |
|---|---|---|---|
| メンバーシップ費 | 20ドル/年 | 20ドル/年 | 記載なし |
| Top-Up(入金) | 1% | 0.5% | 1件あたり0.10ドル |
| USD取引 | 0.15ドル | 0.15ドル | 記載なし |
| 非USD(国際)取引 | 0.10ドル + 1.5% | 0.10ドル + 1.75% | 記載なし |
日本円決済は「非USD取引」に当たるため、この食い違いは日本の読者に直接効いてきます。1.5%と1.75%では体感は小さくても、月10万円使えば年間で3,000円前後の差になります。申込前と入金前に、アプリ内の確認画面に表示される金額をスクリーンショットで残してください。公式ドキュメントの数字ではなく、実際に引かれた額が事実です。加えて、日本円決済ではVisa側の為替レートが別に乗ります。明細では「手数料の行」と「為替の差」を分けて記録すると、後から検証しやすくなります。
物理カードは本体無料・送料のみ(日本は59.99ドル)
公式Physical Cardページによると、物理カード自体は無料で、かかるのは送料だけです。日本への配送はInternational Expressに該当します。
| 配送方法 | 送料 | 公式の目安 |
|---|---|---|
| US Express | 24.99ドル | 2〜5営業日・追跡あり |
| International Express(日本向け) | 59.99ドル | 5〜11営業日・追跡あり(カード製造期間を含む) |
送料59.99ドルは、初回のメンバーシップ20ドルと合わせると初期費用が約80ドルになります。ポイントに確定した金銭価値がない現状では、この初期費用を「物理カードとATMが使えることへの対価」と割り切れるかが判断の分かれ目です。なお公式は「注文後は配送先住所を変更できない」と明記しているため、確定前に住所表記を確認してください。
⚠️ ここにも公式内の不一致があります。Fee構造ページには「現在はデジタル(バーチャル)カードのみ発行、物理カードは近日提供」という古い記述が残っており、FAQのQ7も店頭利用を「coming soon」としています。一方で、Physical Cardページには注文手順・送料表・アクティベート手順が具体的に載っており、公式プロダクトページも「Get Your Physical Card Today」と案内しています。物理カードは提供されていると読むのが自然ですが、注文画面に進めるかどうかはアプリで確認してください。
ATM・カード枚数・休眠の条件
6か月の休眠ルールは、「とりあえず作って寝かせておく」使い方と相性が良くありません。年20ドルを払い続けながらカードが無効化される可能性があるため、使う予定が立ってから申し込むほうが無駄がありません。
Apple Pay・Google Payは発行後のカード詳細で確認する
公式ページはApple PayまたはGoogle Payへの追加を案内し、公式Docsもカード詳細を表示した後にモバイルウォレットへ追加できると説明しています。物理カードについても、公式Physical Cardページが「アプリから直接デジタルウォレットに追加できる」としています。ただし日本の端末で実際に追加できるかは、カード発行、発行国、ウォレット側の判定、本人確認の状態に左右されます。
KYCは本人確認事業者のSumsubが担当し、公式の所要目安は3〜5営業日です。米国居住者以外は国選択で「All countries except USA」を選ぶ流れになります。
最初から大きな金額を入れず、カード番号・有効期限・CVVが表示されるか、Apple PayまたはGoogle Payで追加できるか、少額のオンライン決済が通るかを順に確認します。バーチャルカードと物理カードは同じ残高を共有するため、テストは片方から始めれば十分です。
日本在住者の確認順
公式Docsで条件を読んだ後は、アプリ表示と少額テストで確認します。
制限国リストにJapanが出ていないか、申込当日の表示を保存します。
キャッシュバックではなくポイントのみで、交換先も時期も未確定である点を納得してから進みます。
メンバーシップ20ドル(返金不可)、Top-Up、非USD手数料のアプリ内表示を確認します。公式ドキュメントの数字は3か所で食い違っています。
カード発行、Wallet追加、オンライン決済を小さく確認します。物理カード(送料59.99ドル)とATMは、その後で判断すれば十分です。
保存すべき記録
- 公式Eligibilityの制限国・地域リスト、確認日、Japanの表示有無。
- Cardタブ、Pay & Activate、メンバーシップ費、非返金表示、KYC結果と所要日数。
- アプリ内に表示されたTop-Up手数料と非USD手数料の実額(公式ドキュメントの数字と一致しない可能性があるため)。
- Top-Up額、ネットワーク、手数料、カード残高への反映額。
- カード詳細、Apple Pay/Google Pay追加画面、初回少額決済の明細。
- 日本円決済の日時、通貨、数量、円換算額、非USD手数料、為替、税金整理用記録。
- 物理カードを注文する場合は、選んだ配送方法と送料、配送先、発送状態、受取日、ATM画面、ATM側手数料。
- 付与されたSolayer Card Pointsの残高と付与履歴。金銭価値は未確定ですが、交換制度が始まった時に照合できるようにしておきます。
よくある質問
Solayer Payは日本で申し込めますか?
2026年8月31日に公式Docsを確認した時点では、制限国・地域リスト(約96〜97の国・地域)にJapanは含まれていませんでした。一方でオーストラリア、カナダ、中国、インド、韓国、イギリス、ドイツ、フランスなどは対象外として列挙されています。ただし実際の発行可否はSolayerアプリのCardタブ、KYC(公式目安3〜5営業日)、居住地確認、カード提供会社の審査で判断されます。
Solayer Payにキャッシュバックはありますか?
ありません。2026年8月31日時点の公式Docsと公式プロダクトページに「cashback」という語は一度も出てきません。還元はSolayer Card Pointsのみで、1取引あたりの金額に応じて100ドル未満1倍、100〜499ドル2倍、500〜2,499ドル3倍、2,500ドル以上5倍のポイントが付きます。公式は「ポイントは今後パートナー特典や将来のエアドロップなどに交換できる予定」と書いており、交換レートも時期も示されていません。確定した金銭価値はない、と考えて判断してください。
Solayer Payの主な手数料は何ですか?
メンバーシップ費は各ページ一致で20ドル/年です。一方Top-Upと非USD決済は公式内で食い違っており、Fee構造ページはTop-Up 1%・国際0.10ドル+1.5%、FAQはTop-Up 0.5%・国際0.10ドル+1.75%、Top-Upチュートリアルは1件0.10ドルと書かれています。USD取引は0.15ドルで一致しています。金額を確定させたい場合は、公式ドキュメントではなくアプリ内の表示を優先してください。
物理カードの費用と日本への配送は?
公式Physical Cardページによると、カード本体は無料で送料のみです。US Express 24.99ドル(2〜5営業日)、International Express 59.99ドル(5〜11営業日)で、日本への配送は後者に該当します。新規ユーザーには初回20ドルのアカウント有効化費(1年目のバーチャルカード込み)がかかります。ATMは1回250ドルまで、24時間で3回までです。
Apple PayやGoogle Payに対応していますか?
公式プロダクトページと公式Docsでは、バーチャルカード・物理カードともにApple PayまたはGoogle Payに追加して使えると案内されています。実際に追加できるかは、発行後のカード詳細画面とモバイルウォレット側の表示で確認します。
公式ソース
Solayer Payは、公式サイト、公式Docs、公式アプリ表示の組み合わせで確認します。手数料と物理カードの提供状況は公式ドキュメント間で記載が割れているため、申込直前のアプリ画面を最優先にしてください。以下は2026年8月31日に確認したページです。