Triaカードは、公式サイト、ヘルプセンター、カード規約、日本語FAQでサービス内容を確認できます。そのため、現時点で「情報が存在しない詐欺カード」と見る根拠は強くありません。
一方で、2026年8月28日に、カード発行基盤 Rain の旧版Solanaコントラクトの脆弱性により、Triaのチャージ済みカード残高が不正に出金される事象が起きたと報じられています。8月30日には全額補償が完了したとされますが、「カードにチャージした残高は基盤側のリスクを引き受けている」という前提が実際に表面化した出来事です。詳細と根拠は2026年8月の不正出金の節で整理しています。
ただし、海外発行のクリプトカードなので、使う前に確認すべき論点は多いです。日本在住者としてKYCが進むか、カード発行画面に費用が明示されるか、入金予定チェーンが合っているか、少額決済まで問題なく動くかを確認してから判断するのが安全です。カードに常時置く残高を「今月使う分」までに抑えることも、判断とセットで決めておきます。
このページでは、Triaアプリを開く前後で見る場所、登録を進めてよい条件、止まるべき条件、少額テストの順番までまとめています。
2026年8月31日に当サイトで公式サイトと公式ブログを確認した時点では、カード還元はSeason 3の条件が継続しています。Virtualが1.5%(月$100まで、以降は0.5%)、Signatureが4.5%(月$1,000まで、以降は1%)、Premiumが6%(月$2,000まで、以降は1%)で、上限はカードごとではなく利用者ごと、複数枚保有時は最上位のアクティブなTierが基準です。8月17日には、SignatureとPremiumの初回メンバーシップ費用が20%割引($109→$87、$250→$200)になる案内が出ています。更新時は通常価格に戻るとされ、終了日は明示されていません。
終了済み: 2026年6月に案内されていた Tria FC の予想キャンペーンは、公式ブログの記載どおり2026年7月19日で終了しました。Season 3ポイントへの持ち越しはありません。Tria Travel(Tria Travel内の予約をTria Cardで支払うとTier別に最大6%、通常の月間cashback capとは別枠)は、2026年8月31日時点で公式ブログの新着一覧に更新告知がなく、条件が継続しているかを当サイトでは確認できていません。利用前にアプリ内の表示で確認してください。
なお、2026年8月28日に発生したとされるカード残高の不正出金については、Tria公式ブログ・公式ヘルプセンター・公式サイトのいずれにも本件を説明する掲載を確認できませんでした。経緯は次の節で報道ベースとして整理しています。
2026年8月のカード残高不正出金(Rain基盤の脆弱性)
2026年8月28日、Triaを含む複数の暗号資産カードが利用するカード発行基盤 Rain の旧バージョンのSolanaカードコントラクトに脆弱性が見つかり、チャージ済みのカード残高が不正に出金される事象が発生したと報じられています。安全性を考えるうえで避けて通れない出来事なので、確認できた範囲と、確認できていない範囲を分けて整理します。
2026年8月31日に当サイトで確認した時点では、Rain公式ブログ、Tria公式ブログ、Tria公式ヘルプセンター、Tria公式サイトのいずれにも、本件を説明する記事は掲載されていませんでした。一次発表は各社の公式X投稿とされていますが、当サイトからは投稿本文を直接取得できていません。したがって以下の数値と経緯はすべて報道(二次情報)に基づく内容であり、当事者が公表した確定値として当サイトで裏取りできたものではありません。
| 項目 | 報じられている内容 | 主な出典媒体 |
|---|---|---|
| 発生・公表 | 2026年8月28日にRainの監視で検知され、8月29日に公表されたとされる | CoinPost、あたらしい経済、NADA NEWS |
| 原因 | Rainの旧バージョンのSolanaカードコントラクトの脆弱性。一部のカードプログラムのみが対象で、Solanaネットワーク自体の問題ではないとされる | CoinPost、JinaCoin |
| Triaの被害 | 636人・約431,945ドル(報道の円換算で約6,900万円)。媒体により「43万ドル超」「40万1,945 USDT」と表記が分かれ、確定値とは言えない | NADA NEWS、あたらしい経済、CoinDesk |
| 他社の被害 | Aviciが1,685人・約500,859ドル。Tria分と合わせて2,321人・約932,804ドルと報じられる | NADA NEWS、あたらしい経済 |
| オンチェーン追跡 | 追跡ベースの流出額は約110万ドルとされ、両社の公表額との差から、他のRain採用プログラムにも被害があった可能性が指摘されている | CoinDesk、Blockonomi |
| 影響した資産 | Solana側のチャージ済みカード残高(USDC/USDT)を保管するコントラクト。セルフカストディのウォレット残高、EVM側のカード残高、Earnや先物などの機能には影響がなかったとされる | CoinPost、あたらしい経済 |
| 補償 | 2026年8月30日に全額補償が完了し、被害額に10%を上乗せしたとされる | CoinPost、あたらしい経済、JinaCoin |
攻撃手法は、署名済みの認可を繰り返し送信して個々のカード担保アカウントの管理者権限を取得し、残高を引き出したものと報じられています。流出資金はイーサリアムへブリッジされ、Tornado Cashを経由したとされます。Rainは該当バージョンを使っていたプログラムを更新し、その後は不正な動きを確認していないと説明したと伝えられています。
Rainの基盤は他の暗号資産カードでも使われています。報道では ether.fi、Avalanche Card、Plasma One などが基盤利用先として挙げられていますが、被害を公表したのはAviciとTriaのみとされ、Jupiterのカードは予防的に出金を停止して点検し、被害の報告はなかったと伝えられています。KASTやWestern Union Stablecardについては、被害の有無を示す情報を当サイトでは確認できていません。「Rainを使っているから被害を受けた」とは限らない一方、同じ基盤を使うカードは同じ種類のリスクを共有する点は、分散を考えるうえで意識しておく価値があります。
自分が対象かどうかを確認する手順
- Triaアプリでカード残高(特にSolana側のUSDC/USDT)と取引履歴を開き、2026年8月28日前後に身に覚えのない出金がないかを確認します。
- 対象だった場合は、同時期に補償の入金記録が残っているはずです。出金と入金の両方をスクリーンショットとTXIDで保存します。
- アプリ内通知、登録メールアドレス宛の連絡、公式Xの告知を確認します。個別連絡の有無で扱いが変わります。
- 不足がありそうな場合は、公式アプリ内のサポートから連絡します。TelegramやXのDMで接触してくる相手には応じません。この種の事故の後は、補償手続きや「返金申請フォーム」を装った偽サポートが増えます。シードフレーズや秘密鍵の入力を求められたら、その時点で偽物です。
- 金額が確定したら、日時・金額・TXID・サポート返信を保存します。損益計算や後日の問い合わせで必要になります。
2026年8月31日時点で、「対象者を判定する公式ツール」や「対象者一覧」に相当する公式の案内は、当サイトでは確認できていません。報道では8月30日に補償が完了したとされているため、現在の残高に不足がなければ追加の手続きは不要である可能性が高いと考えられますが、これは公式に確認できた内容ではありません。残高に説明のつかない差がある場合のみ、公式サポートに問い合わせるのが現実的です。
同種のリスクに今後どう備えるか
今回の事象が示しているのは、暗号資産カードの「チャージ済み残高」は、自分の秘密鍵だけで守られる資産ではなく、カード発行基盤側のコントラクトに預けた資産だという点です。ウォレットをセルフカストディで持っていても、カードにチャージした瞬間に、その部分は基盤側のリスクを引き受けることになります。これはTria固有の話ではなく、暗号資産カード全般に共通する構造です。
補償が短期間で行われたと報じられていること自体は、運営の対応を評価する材料になります。ただし「次も必ず補償される」という保証ではありません。逆に、今回の事象だけでTriaを使えないと結論づける必要もありません。判断の軸は、自分がカードに載せる金額を、失っても致命的でない範囲に収められるかです。そこが決められないなら、金額を下げるか、見送るのが妥当です。
画面で見る確認ポイント
まず見るのは、公式HPのどのボタンから進み、押した後にどのURLへ移動するかです。Tria公式HPでは上部やヒーロー付近の Use Tria、カード紹介付近の Get Your Card がアプリ導線です。押した後に app.tria.so へ移動しているかを見てから、Card、Wallet/Deposit、Rewardsの順に進みます。
公式HPで押す場所右上またはヒーローの「Use Tria」。カード紹介付近なら「Get Your Card」も同じくアプリ導線です。
飛び先で見る場所URLが app.tria.so になってからログイン、KYC、カード発行画面へ進みます。
アプリ内で見る場所Card画面で費用、Deposit画面でチェーンを確認。ここが読めない場合は入金しません。

動画やSNS投稿は条件変更の告知が早い一方、古い投稿も残ります。投稿日時、公式ドメイン、アプリ内表示を照合すると、古い情報を避けやすくなります。
今日の判断は3択で決める
Triaカードを使うかどうかは、評判だけで決めるよりも、申込直前の画面で以下の3択に落とす方が実務的です。
| 状態 | 条件 | 次の行動 |
|---|---|---|
| 進めてよい | 公式導線から開けている、KYCが進む、カード階層と費用が表示される、入金予定チェーンを理解できる | 少額入金、少額決済、履歴保存までテストする |
| 保留 | 年会費、発行費、ATM、ラウンジ、対応国、入金ネットワークのどれかが読めない | 入金せず、公式FAQ・規約・アプリ表示を確認する |
| 見送り | 公式外リンクで秘密鍵やシード入力を求められる、DMサポートに誘導される、二段階認証コードを要求される | ページを閉じ、公式リンク集から開き直す。入力済みなら認証情報を変更する |
公式情報で確認できること
ただし、公式ページの訴求文とカード規約の費用表が完全に同じ粒度で書かれているとは限りません。最終判断は、申込直前のアプリ表示、カード規約、居住国別の案内を優先するのが安全です。
怪しく見えやすい理由
| 不安点 | 実際に確認すること | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 還元率が高い | 対象外取引、上限、カード階層、年会費 | 還元率だけでなく年会費回収ラインを見る |
| 海外カードで日本情報が少ない | 日本語FAQ、KYC、配送、アプリ内の対応国表示 | 自分の居住国設定で申し込めるかを確認 |
| 登録リンクが多い | URLのドメイン、アクセスコード、広告表示 | 公式ドメイン以外で秘密鍵やシードを入力しない |
| 手数料表が複数ある | カード規約、アプリの支払い画面、ATM表示 | Tria側の無料表記と発行会社側費用を分ける |
| 資産を預けるのが不安 | 入金先チェーン、対応資産、出金可否、少額テスト | 初回から大きな金額を入れない |
| 基盤の事故が心配 | カード発行基盤(Triaの場合はRain)の障害・脆弱性の履歴、公表と補償の実績 | 2026年8月の事象は補償されたと報じられているが、常時の残高は最小限にとどめる |
登録前に見るチェックリスト
- Triaアプリで居住国を設定し、KYCを進められるか確認する。
- Virtual、Signature、Premiumの発行費、年会費、ATM、ラウンジ条件を確認する。
- 入金予定の資産とチェーンが、アプリのDeposit画面に表示されるか確認する。
- 初回は少額で入金し、着金、カード残高反映、決済通知、税務記録を確認する。
- 常時カードに置く残高の上限を先に決める。2026年8月の不正出金は、チャージ済み残高が基盤側のリスクを負うことを示した事例です。
- 公式X、ヘルプセンター、メール通知でメンテナンスや規約変更がないか確認する。重大な告知が公式ブログではなくX投稿だけで出る場合があります。
偽リンクと詐欺対策
Triaに限らず、海外クリプトカードの検索結果やSNSには、公式に似せた広告や偽サポートが混ざる可能性があります。ウォレットのシードフレーズ、秘密鍵、取引所パスワードを入力させるページは、カード申込とは関係ありません。
- 公式サイトは
tria.so、アプリ導線はapp.tria.soのドメインを確認する。 - TelegramやXで個別DMを送ってくるサポートを信用しない。
- 不審なリンクではKYC書類、カード番号、二段階認証コードを入力しない。
- 紹介コードを使う場合も、登録画面でコードが反映されているか自分で確認する。
- 2026年8月の不正出金の後は、補償や返金申請を装った偽サポートに注意する。補償の確認は公式アプリ内のサポートから行い、外部フォームやDMで送られてくる「返金請求リンク」は開かない。
このページで完結する最終手順
登録する場合も、見送る場合も、ここまで確認できれば判断としては十分です。特にクリプトカード経験者は、還元率よりも入出金、カード発行、税務記録、サポート導線の再現性を優先するのが安全です。
公式ソース、実測ログ、読者投稿の確認
申込前は、公式アプリや公式ヘルプで条件を確認し、少額テストと保存記録で本文の判断を補強します。
よくある質問
Triaカードは詐欺ですか?
公式サイト、ヘルプセンター、規約、日本語FAQでサービス内容を確認できるため、詐欺と断定する根拠はありません。ただし海外発行のクリプトカードなので、公式URL、アプリ内表示、KYC、手数料、少額テストを確認してから使うのが前提です。また2026年8月28日には、カード発行基盤Rainの旧版Solanaコントラクトの脆弱性により、Triaのカード残高から不正出金が発生したと報じられています。
2026年8月のカード残高の不正出金では何が起きたのですか?
報道によると、2026年8月28日にカード発行基盤Rainの旧バージョンのSolanaカードコントラクトの脆弱性が悪用され、チャージ済みのカード残高が不正に出金されました。Triaの被害は636人・約43万1,945ドルと報じられ、8月30日に被害額へ10%を上乗せした全額補償が完了したとされています。いずれも報道による二次情報で、2026年8月31日時点でRain公式ブログ、Tria公式ブログ、公式ヘルプセンターに本件の掲載は確認できていません。詳細は2026年8月の不正出金の節にまとめています。
自分のカード残高が被害に遭ったか、どう確認しますか?
Triaアプリでカード残高と取引履歴を開き、2026年8月28日前後に身に覚えのない出金と、その後の補償入金があるかを確認します。アプリ内通知、登録メール、公式Xの告知も併せて見ます。心当たりがある場合は公式アプリ内のサポートから連絡し、TelegramやXのDMで接触してくる相手には応じないでください。事故の後は補償手続きを装った偽サポートが増えます。
Triaカードを使う前に、どこを確認すべきですか?
公式ドメインまたは公式リンク集からTriaアプリを開き、Card画面の発行可否、カード階層、年会費、Deposit画面の対応資産とネットワークを見ます。どれかが不明な場合は入金せず、条件が表示されるまで待つのが安全です。
怪しいリンクを踏んだかもしれない時は?
シードフレーズ、秘密鍵、取引所パスワード、二段階認証コードは入力しないでください。入力前ならページを閉じ、公式リンク集または公式アプリから開き直します。認証情報を入力した場合は、関連アカウントのパスワード変更、2FA再設定、公式サポートへの連絡を優先します。
安全確認後はいくら入金すべきですか?
初回は生活資金や長期保有分を入れず、着金、カード残高反映、少額決済、履歴保存を確認できる最小限の金額にします。入金額を増やすのは、手数料、出金可否、税務記録、サポート導線まで確認してからです。
日本在住者でもTriaカードを使えますか?
公式FAQでは日本向けの案内がありますが、カード発行、KYC、配送、利用可能地域は変更される可能性があります。申込時は公式アプリに表示される居住国、本人確認、カード発行画面を最優先にします。
公式ソース
2026年8月31日時点で当サイトが確認した範囲では、上記の公式ソースに2026年8月の不正出金を説明する掲載はありません。本件に関する報道(二次情報)の出典は2026年8月の不正出金の節に掲載しています。
